2016年3月26日 ~家族旅行1日目~

今月下の子が小学校を卒業したので、子供運賃が有効な3月のうちに家族旅行に行こうと、昨秋より計画を立てていた。行先は、東京。一昨年に上の子が小学校を卒業した際も出掛けたのだが、今回はまた違ったスポットを訪れようかを考えていた。
ただ、あろうことか来月に実施される上の子の修学旅行の行先もまた都内となってしまったため、旅行直前に方針変更。妻と下の子は原宿、表参道など都内を見て回り、私と上の子は修学旅行では訪れない横浜、鎌倉方面へと足を運ぶことになった。
そんな訳で、我が家の男性陣が訪れたスポットを、写真でご紹介。

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【横浜中華街】
まず訪れたのは、横浜中華街。正午少し過ぎに根岸線石川町駅で下車し、元町経由で中華街入り。元町は宝石、服飾関係の店がズラリと並び「将来彼女とここを歩くと喜ばれるかもよ」と上の子に説明するも、薄い反応。むしろ商店街に設置されているパーキングメーターに興味を示す有様であった。
「ここは日本か?」と一瞬疑問に思うほど中華料理の店舗が軒を連ねる中華街は、今日も黒山の人だかり、その中で空いていそうな店に入ったものの店員のサービスはあまり良くなく、空いているのには理由があるんだなと妙に納得した次第。

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中華街からちょっと足を伸ばして山下公園へ。やはり港町・横浜に来たからには海を見なければ済まない。
家族連れが結構多かった中華街に比べ、カップルの割合が高かったような気がする。
前方に見えているみなとみらいまで更に歩くことも考えたが、横浜で長居すると鎌倉を堪能できなくなる恐れがあるので、ここで踵を返し、神奈川県庁、横浜スタジアムを経由で根岸線関内駅へ。

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関内駅から横浜駅東海道線に乗換え、大船駅で下車。ここから江の島までは湘南モノレールを利用する。これは私の趣味。実はモノレール自体乗ったことがなかったので、抜け目なく(?)コースに加えておいた。でも、上の子は興味がない様子。
車両の外観はは一見新し目に見えるものの、内装は地方ローカル線を彷彿とさせていて、座席もなんとボックスシート。急勾配や急カーブも多く、結構揺れが激しかった。上の子は乗り始めこそモノレールの雰囲気を堪能していたものの、途中からは居眠り…

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【江の島】
場末の雑居ビルを彷彿とさせる湘南モノレールの終点・湘南江の島駅を出、江の島へ。海岸にはサーフィンやヨットを楽しむ人が多く、上の子も「あの人たち、寒くないのかな?」と珍しく興味を抱いた様子。
遠くから眺めるだけではなく、橋を渡って江の島の中もちょっと探索してみた。観光客でごった返す島内は、中国系の外国人が結構な割合を占めていた模様。土産物屋のイチオシは「しらす」なのだが、中国人の口に合うのだろうかと、ちょいと気になった。

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江の島見物を終えた後は江ノ電江ノ島駅まで歩き、江ノ電に乗って長谷駅に行き。先日改修工事を終えたばかりの大仏まで参拝に。江ノ電の車内も長谷駅から大仏までの道のりも観光客でごった返しており、上の子も私も少々グロッキー気味。しかも江の島同様中国人の割合が多いようだ。
とりあえず大仏は拝めたものの、体力的にはもう限界。当初の予定では鎌倉駅でも下車して鶴岡八幡宮参拝なども考えていたのだが、諦めて宿へ急ぐことにする。
なお、宿はなんと浅草の和風旅館。「スカイツリーが見える宿」という条件で調べていたらこの宿にたどりついた次第だが、大仏からの移動は少々過酷で、長谷駅~(江ノ電)~鎌倉駅~(横須賀線)~戸塚駅~(上野東京ライン)~上野駅~(東京メトロ銀座線)~浅草駅と三度の乗り換えを要した。特に戸塚駅での乗り換えは私が急に思い立って実行したものであり、座席で寝ていた上の子を無理やり起こす強行軍。上の子は「何でこんな所で起こすんだ」とばかりに怪訝そうな表情を見せていた。