2009年1月24日 ~子供の誕生日にトイザらスまで~

今日1月24日は、下の子の5歳の誕生日。お昼近くに福島市森合にあるトイザらスまでプレゼントを買いに行く予定を立てていた。ところが何かを察したのであろうか、「お父さんは歩きますかぁ?」と妻の声。実際歩こうかなと考えていたのだが、予期せぬ形での散歩実現と相成った。
そんな訳で、当日は私だけ朝8時に自宅を出発。妻子は自宅でしばらくまったりしてから、10時過ぎにクルマでトイザらスまで向かう予定だ。
今回の散歩コース、桑折から福島市飯坂町湯野までは過去二度ほど歩いた県道飯坂桑折線を歩く。既に歩いた以前にクルマでも何度か通った道だけに新しい発見は殆どなかったのであるが、桑折町の南西端に位置する松原地区からの眺望が意外に良いことに気付く。少々高い地点から、東北自動車道東北新幹線といった東北地方の大動脈が伸びているのが見渡せ、更にその先には福島の市街地。JA福島や東邦銀行事務センター、そして福島サティと福島市北部を代表する建物が一望にできる。ただし、福島の中心街は、信夫山が邪魔になって全く見えないのが残念なところ。
拡幅工事が行われている現場を通り抜けると、福島市。湯野にある西根中学校入口の交差点付近で出発から1時間が経過した。以前の散歩では交差点を直進し飯坂の温泉街へと入ったが、今回は左折、数年前に整備された道路へと進む。この道路、恐らく市道だろうが、名称がよくわからない。沿道には果樹園が展開しており、季節営業の果物屋が点在しているのが特徴の道路だ。
この道路に入って1キロほど歩いたところで、摺上川に架かる摺上大橋を渡る。この川の橋を渡るのは、奥州街道に架かる幸橋、飯坂温泉駅前に架かる十綱橋、そして昨年11月に渡ったばかりの県道東湯野寺屋敷線に架かる摺上橋に続いて四つ目。国道4号線に架かる瀬上橋、そして飯坂の温泉街から穴原温泉にかけて架かる新十綱橋、中十綱橋、鵬橋、奥十綱橋は今後の散歩次第で渡ることができそうな気がするが、飯坂の上流に位置する茂庭に架かる橋は、同所への公共交通機関の便の悪さを考えると、全部渡るのはちょっと難しい気がする。
渡河後もしばらく果樹園の中を進むと、左手から東北自動車道が近づいてくる。アンダークロスすると右手には住宅地。五月乙女(さおとめ)団地という名前がついてはいるものの、すぐ近くにラブホテルがあったりして名前と実情が一致しない。
団地を抜けると、大型車の通行が目立つ国道13号線に合流。ここを1キロほど歩いた後、右手に分岐していく福島西道路へと分け入る。ここを歩くのは2006年11月19日以来。2年2ヶ月のご無沙汰だ。その時に比べて沿道はロードサイドショップが若干増えた雰囲気。街として成熟を続けている様相だ。
松川を渡り、福島交通飯坂線と飯坂街道とをまとめて跨ぐと、ようやく目的地のトイザらス。着いた旨のメールを妻に送ると、しばらくしてから「道路が混んでるので少し遅れます」との返信が届いた。