2009年12月18日 ~来年前半の散歩コースを検討する~

本館の方には既に記したが、2010年の前半における散歩のテーマは、福島県中通り北部における東邦銀行の本店・支店を店舗コード順に回るということに決めている。コースも既に固めており、これも本館に記したが、ここに再掲しよう。

【第1回】福島駅→本店営業部(101)→県庁支店(103)→中町支店(105)→瀬上支店(106)→東福島駅
【第2回】東福島駅→飯坂支店(107)→桑折支店(108)→自宅(桑折町)
【第3回】自宅→保原支店(109)→梁川支店(110)→梁川駅
【第4回】梁川駅→川俣支店(111)→川俣鉄砲町バス停?
【第5回】川俣鉄砲町バス停?→飯野支店(112)→松川駅
【第6回】松川駅→二本松支店(113)→安達駅
【第7回】安達駅→南福島支店(114)→福島駅
【第8回】福島駅→東福島支店(115)→泉支店(116)→福島卸町支店(117)→東福島駅
【第9回】東福島駅→福島駅前支店(118)→蓬莱支店(119)→南福島
【第10回】南福島駅→福島市役所支店(120)→福島中央市場支店(121)→東福島駅
【第11回】東福島駅→笹谷支店(122)→西福島支店(123)→渡利支店(124)→福島駅
【第12回】福島駅→松山支店(125)→方木田支店(127)→大森支店(128)→南福島
【第13回】南福島駅→平野支店(129)→東福島駅
【第14回】東福島駅→福島医大病院支店(130)→金谷川
【第15回】金谷川駅→福島西中央支店(131)→ローンプラザ福島支店(133)→福島駅
※店名の後の( )数字は、各店の店舗コード

1ヶ月に出掛けられる回数は3、4回程度だから、1月からスタートすれば遅くても5月までには歩き終えることができるかと思う。
なお、訪れた店舗では証拠を兼ねて口座への入金を予定している。従って、散歩可能な時間帯が早朝ではなくなるが、これは致し方ないところであろう。
また、散歩においては、ただ店舗を訪れるだけでは若干味気ないので、経由地にもそれなりの工夫を凝らしてみたい。以下、各コースについて検討してみた。

【第1回・第2回】
これらの回については、福島→瀬上→飯坂→桑折松尾芭蕉が「おくのほそ道」で辿ったルートとほぼ重なることから、散歩においても芭蕉を意識したコース取りをしてみたい。すなわち、第1回は福島市中心部→奥州街道→文知摺橋→文知摺観音→福島市月輪地区→月の輪大橋→瀬上宿→東福島駅、第2回は東福島駅→県道飯坂瀬ノ上線→醫王寺→飯坂温泉→県道飯坂桑折線→桑折町と歩くことにする。ただし、参拝料が必要な文知摺観音および医王寺の境内に入るかどうかは未定である。
【第3回】
自宅から保原までは県道保原桑折線を通るのが最短経路であるが、ここでは1971年に廃止された福島交通軌道線を意識したコース取りをしてみたい。すなわち、桑折町→旧伊達町→国道399号線→旧保原町国道349号線主要地方道浪江国見線など→旧梁川町のルートとなる。なお、旧伊達町には東邦銀行の支店はないが、人口規模的には支店が設けられてもおかしくない所だ。そういう地域はいくつかあるので、多少遠回りしてでもできるだけフォローするようにしていきたい。
【第4回】
梁川町から川俣町にかけて南北に貫流する広瀬川に沿うルートがベースになる。ただし、旧梁川町から旧月舘町までの区間は、第3回の散歩で経由する旧伊達町と同じ理由で、川のやや西側にある旧霊山町掛田を通る予定だ。なお、終点については、一応川俣鉄砲町バス停としたが、次回以降の散歩及びバス代を考慮し、できる限り福島駅寄りのバス停まで歩いてみたい。
【第5回】
この回については、1972年に廃止された国鉄川俣線の廃線跡を、できる限り辿っていきたいと思う。川俣から旧飯野町にかけては主要地方道川俣安達線などに転用されており、廃線跡を歩くのは比較的容易である。ただし、旧飯野町以西についてはトンネル、鉄橋などもあり線路の至近は歩けないため、県道福島飯野線などで代用せざるを得ない。
【第6回】
松川駅から二本松までは、奥州街道を歩く予定。松川の中心・旧八丁目宿もまた、旧伊達町や掛田と同じくフォローすべき町だと考えるからだ。二本松支店まで到達した後は、国道4号線福島南バイパスを使って福島方面へとUターン。二本松市油井から福島市伏拝まで13.2キロにわたって信号機がないという高規格道路だが、こうした道路を徒歩で行くのも、一興なのではないかと思う。
【第7回】
安達から伏拝の交差点までは、第6回と同じく福島南バイパスを歩く。そこから先は旧国道、奥州街道を通って福島駅まで。
【第8回】
この回以降は、福島市内をウロチョロするばかりになるので、散歩そのものの妙味にはやや欠けるきらいがあるかもしれない。一応検討しているルートとしては、福島駅→奥州街道→国道4号線浜田町交差点→東福島支店 ~この支店は東福島駅(1978年瀬上駅から改称)とは全く関係がなく、福島市役所至近の五老内町に所在する~ →福島市中心部を一気に横断して曽根田駅前→飯坂街道(主要地方道福島飯坂線)→泉支店→国道13号線福島西道路→福商通り→福島卸町支店→東福島駅となる。
【第9回】
東福島駅から国道13号線に出、信夫山トンネルを通って福島市中心部、更には福島駅前支店へ行くことは確定的だが、そこから蓬莱まで行かなければならないのが第7回のルートとかぶりそうで気が進まない。一応、国道4号線→蓬莱支店→奥州街道南福島駅としておくか。
【第10回】
南福島駅から奥州街道を通って福島市中心部に戻るのは致し方のない所。ただし、中町から先は東日本女子駅伝のコースをなぞり、県庁通りを経由して福島市役所へと行きたい。市役所から先は真北に歩を進めて親水空間がきれいな祓川のほとりに出、松川との合流点まで歩く。ここまでの区間国道4号線に出ないのは、同路線の沿道にあり後で訪れる予定の松山支店の前を通過してしまうのが嫌だから。ちなみに、福島中央市場支店は福島市中央卸売市場の入口近くにあり、入店には支障なさそう。
【第11回】
福島市中央卸売市場の前の道路をまっすぐ西進すると、笹谷に到着。そこから飯坂街道を南下して福島市中心部へとカムバック。その後渡利まで足を延ばすが、普通に道路を歩くのではなく荒川や阿武隈川のほとりを寄り道するのも面白そう。
【第12回】
松山支店までは、第11回に引き続いて阿武隈川のほとりを歩いてみるか。そこから方木田までのルートはいろいろ考えられるが、信夫山の北側、松川に沿って御山に出、信夫山トンネル→パセオ通り→奥州街道→旧国道115号線のルートが面白そう。方木田からはクネクネと曲がりくねった県道水原福島線で大森、更には南福島駅へ。
【第13回】
南福島から平野までとなると、前半戦は福島西道路を歩かざるを得ない。一応、現時点で開通している全区間を歩きとおすことが可能である。国道13号線に合流して2キロほどで、平野支店に到着。平野から東福島駅は調べてみたら意外に近く、直線距離で3キロほど。
【第14回】
今度は東福島から医大… 最短経路は国道4号線だろうがそれではいささか単純に過ぎるので、鎌田大橋を渡って阿武隈川の東岸に出、岡部→渡利→旧国道114号線→蓬莱橋阿武隈川再渡河→蓬莱と経由してみるか。医大から先は、福島大学の構内を通過して金谷川駅へ。
【第15回】
金谷川駅から金谷川スカイラインを経由し、あとはひたすら東北本線東北新幹線の西側を北上。あづま橋を渡った後は荒川沿いを西進して福島西中央支店に行き、高湯街道(主要地方道福島吾妻裏磐梯線)で最終到達支店のローンプラザ福島へ。他の店舗と異なり特殊な性格を帯びているが、ATMが設置されているので入金には支障ないと思われる。なお、福島西中央支店の店舗コードは131、ローンプラザ福島の店舗コードは133であるが、実はその中間の店舗コード132として、国見支店が2002年まで存在していた。仮にこの支店が現在も残っていたならば、福島市中心部→国見町福島市中心部というルートになり、散歩の回数があと3回ほど増えていたであろう反面、コースの選定に頭を悩ませていたものと思われる。

こうしてルートを検討するのもまた、散歩の楽しみのひとつ。地図を片手にいろいろ思いを巡らせながら、実際に歩ける日を心待ちにしている私なのであった。