2010年7月17日 ~ルート検討は面白い(その1)~

前回の散歩で、磐城守山駅まで到達した。
次回以降の散歩は、郡山市内の支店を歩くことになる。
郊外の支店をくまなく回り町の様子を観察するのも良いのだが、個人的には市街地の方に関心が行きがちな傾向にある。「ルート選択」の面白さが、市街地と郊外では格段に違うのだ。道路一本違っただけで風景が丸っきり変わってしまう可能性。これは郊外では体験できないものである。加えて言えば、勝手知ったる福島市とは違い郡山市には訪れていないスポットがまだまだたくさんあって、それがまた面白さを倍加させてくれる面があるのだ。
そんな訳で、いろいろと検討した結果、次回以降の詳細なルートは、こんな感じになるだろうか。
 
◎次回
【散歩予定日】7月21日(水)
【訪問予定支店】安積支店(211)、郡山卸町支店(212)
【コース】例によって桑折駅発5時41分の始発電車に乗り、郡山で水郡線に乗り換えて、7時22分磐城守山駅着。6月11日にも歩いた守山の町を北上し、町の北端で西へと分岐する県道田村安積線へと入る。この道路は水郡線に沿っており車窓からも様子を確認しているが、歩道が設けられている箇所はそう多くないようだ。散歩時刻が通勤時間帯に差し掛かるため、歩行には十分注意。なお、水郡線は県道の左手に展開し、右手には田んぼ、そしてその向こうには日大工学部のキャンパスが見えるはず。市街地再突入のプロローグが大学というのは面白いかも。
代田橋阿武隈川を渡河。このまま直進すると奥州街道(県道須賀川二本松線)に突き当たるのだが、安積永盛駅前までは阿武隈川西岸に沿うみちのくサイクリングロード(県道須賀川二本松自転車道線)を北上するのもいいかもしれない。というのも、この辺りの奥州街道は、郡山東支店(222)から須賀川東支店(223)へ行く時に歩く可能性があるのだ。できる限り、重複歩行は避けたい。
安積永盛駅前に架けられている歩道橋で東北本線他の線路を渡り、国道4号線へ。安積支店は国道の沿道、笹原川を渡る手前にあるが、到着予定時刻は8時25分頃で、ATMが開く8時45分まで多少待つ必要が生じる。果たしてどこで、時間をつぶそうか…
安積支店を出た後は、しばらく国道4号線を北上。ビッグパレットふくしまの前を通過すると国道49号線との交差点があり喜久田にある郡山卸町支店へはそちらを行った方が良いように思えるが、国道49号線を行ってしまうとその次に訪れる予定の菜根支店(213)の至近を通ってしまうので、そのまま国道4号線を北上し、交差点の1キロほど北にある図景で分かれる細道(場所によっては、さほどの細道でもないのだが)へと分け入ることにする。荒池公園、郡山市民文化センター福島県合同庁舎(旧郡山市役所)の前を、通過する予定だ。
逢瀬川に架かる咲田橋を渡り、そのまま北上すると、安積街道(県道荒井郡山線)に合流。この道路は一昨年の12月8日に歩いているので、私にとっては勝手知ったる存在。ただし、あさか野バイパス以西は一昨年以降においても宅地開発が進んでいるので、容貌をだいぶ変えているかもしれない。
郡山卸町支店は、ここから磐越西線の踏切を渡り、東北自動車道をアンダークロスした先にある。更にそこから2キロほど北にある喜久田駅で、この回の散歩は終了。喜久田駅で打ち止めにした理由は、磐越西線の電車に乗ってみたかったから。水郡線磐越東線に既に乗っているので、この路線にも乗らなければ申し訳ないという気持ちがあったのだ。帰りの電車の時刻は、11時08分発になるか。
 
◎次々回
【散歩予定日】7月29日(木)
【訪問予定支店】菜根支店(213)、郡山市役所支店(214)、桑野支店(215)
【コース】この回も、桑折駅発5時41分の始発電車に乗車。喜久田駅には、7時04分に到着する予定だ。
先にも述べたが、菜根支店は国道49号線に近接しているので、これをひたすら南下。5月26日の散歩で雨に降られて逡巡した下亀田の交差点もしっかり通過し、菜根支店へ。喜久田駅からの距離は8キロ弱といったところか。この回もまた、ATMが開くまで支店近辺で暇つぶしする必要が生じる。
菜根支店からは、静御前通りをちょっとだけ歩いて、内環状線へ。ここを北上し市役所方面を目指すが、市役所のすぐ南にある開成山公園でちょっと寄り道。この公園も15年ほど前に一度訪れたきりなので、ゆっくり散策してみたいと思う。
市役所の中に入り入金を済ませた後は、市役所の本庁舎と分庁舎との間にある通り(あさひ通りという名前があるらしい)を北上。うねめ通りとの交差点を渡れば、福島放送ヨークベニマルに挟まれて桑野支店が建っているはずだ。
桑野支店から郡山駅までの帰途はこのままうねめ通りを歩けば良さそうに思えるが、あいにく沿道には西ノ内支店(226)があるので、内環状線から東側は、西ノ内~若葉町にかけて通っている「せせらぎこみち」を歩いてみるとするか。
 
◎次々々回
【散歩予定日】8月6日(金)
【訪問予定支店】大槻支店(218)、新さくら通り支店(219)、郡山北支店(220)
【コース】前回までと違い、この回は、桑折駅発7時11分の電車で出発し、郡山駅着8時23分。文化通りを西進し、大槻へと向かう。
文化通りをチョイスした理由は、かつて沿道に郡山支店池ノ台出張所(217)、菜根支店開成出張所(221)があったことによる。これらの閉店で沿道に支店・出張所がなくなったのをちょっとかわいそうに思ってしまったのである。また、それ以前の問題として、私自身が、文化通りを通った経験が殆どなかったりする。
国道49号線との交差点を過ぎると、文化通りは主要地方道郡山湖南線となる。沿道には安積高校があり、道路の愛称も文化通りではなく安高通りとなっているようだ。
更に西進し、あさか野バイパスを過ぎると大槻に入る。大槻支店は主要地方道郡山矢吹線との交差点を右折した先にある。郡山駅からの距離は6キロ強といったところか。いつもの始発電車で出掛けていたら、ATMが開くまで40分ぐらい待ちぼうけを食らうところであった。
自衛隊駐屯地の前を通過し、新さくら通りへ。この通りも、通った経験は一度あったかどうか。新さくら通り支店は、あさか野バイパスと再び交差した先にある。ローンプラザ郡山を併設した規模の大きな支店らしい。店舗コードから推察すると、かつて国道49号線沿いの桑野二丁目にあった亀田支店が移転、改称したもののようである。
新さくら通り支店を出た後は、しばらく郡山駅方面へと直進。前回の散歩で訪れたばかりの郡山市役所の前、そしてこれまたかつて存在していた長者支店(216)の跡を通過する。
このまま昭和通り(国道4号線)を渡れば郡山駅は目と鼻の先だが、ここで遠回りして昭和通りを北上し、郡山北支店へ。郡山北支店は、富久山町久保田で東に分岐している国道288号線の沿道にある。
郡山北支店から先も、国道288号線を東進。東北新幹線東北本線などの線路とクロスした後右折し、東部幹線へと入る。ここでもまたかつて営業していた富久山支店(210)の跡を通り、逢瀬川を渡河。保土谷化学の大工場を脇を通過し、東口から郡山駅へと入ることになる。東口から出入りするのは、実は初めてのことだったりする。
なお、散歩予定日は、郡山うねめまつりの真っ最中であるが、歩く時間帯が午前中なだけに、その片鱗にどれだけ触れられるかは未知数。駅構内の賑わいに、その縁を感じるしかないか。
 
この先も散歩自体は続くのだが、郡山東支店(222)、須賀川東支店(223)、鏡石(224)と郊外コースに再び戻ってしまうので、経路も自ずと限られてしまうのが難点。現時点では、ルート検討への食指はまだ動いていない。