2012年4月17日 ~新企画は郵便局巡り(3) 福島東局・富成局(前半)~

前々回、前回とデモンストレーション的に自宅周辺の郵便局を回った新企画だが、今後の予定について、そろそろ考えておかねばなるまい。
一応のスケジュールとしては、丸森町内を流れる阿武隈川に架かる新しい橋・丸森大橋がどうやら今年6月に開通するらしいので、その時期には丸森町内にいたいと考えている。従って、今月から7、8月の間は、伊達地方、白石市などをうろつきながら、丸森町を目指すという形になるかと思う。訪問予定局を列挙すると、
 
伊達市】 保原局、富成局、梁川局、粟野局、五十沢(いさざわ)局、山舟生(やまふにゅう)局、堰本局、掛田局、霊山局、石戸局、岩代小国局、月舘局(計12局)
国見町】 国見局(計1局)
白石市】 白石局、越河局、斎川局、白石大平(おおだいら)局、白石南局、白石駅前局、大鷹沢局、北白川局、小原局(計9局)
丸森町】 丸森局、館山局、大張局(計3局)
 
となろうか。前回までの散歩で訪れた5局と併せ、計30局を回る予定をとりあえず立ててみた。
いや、もう一つあった。福島市の北東に位置する福島東局。この局は伊達地方を統轄する役割を担っているので、本格的な郵便局巡りを前に、挨拶を兼ねて(という表現も変だが)今回の散歩で訪れようかと思う。
 
朝7時半に、自宅を出発。
まずは、桑折町内の裏道を、あっち行ったりこっち行ったりと気の向くままに歩いてみる。面白い風景がいくつか見られたが、小学生の通学時間帯にあたっているだけあって、自由にスマホで撮影という訳にもいかない。プライバシーの問題もあるので、人の顔、特に子供の顔が写ってしまう点には、私なりに注意を払っているつもりだ。
また、各所に展開している仮設住宅も、軽々しく撮影しないようにしている。とは言うものの、桑折駅付近に建てられている仮設住宅の近くにこの2月にオープンした仮設店舗・桑浪笑店の外観は、撮影してしまったのだが。
イメージ 1
寄り道をしながら徐々に南下し、産ヶ沢川を渡河する直前で奥州街道に合流する。そしてそのまま伊達市旧伊達町、福島市瀬上町と南下する。旧伊達町は前回の散歩で撮影をしているので、スマホに手が伸びないままスタスタと通過してしまった。
一方、瀬上町は初めての来訪となるので、一枚でもいいから撮影しておかねばならないと思う。宿場町ということもありそれなりに趣のある旧家も点在しているのだが、軒を連ねている訳ではないので若干情緒に欠けるのが玉に傷といったところか。
また、町並みを撮影しようとすると、結構邪魔になるのが、電柱の問題である。歩いて通っている分には私自身が絶えず動いているから電柱の「向こう側」の風景も頭の中で認識可能なのだが、写真という一瞬を切り取る行為においては、それは難しい。従って、せっかく撮影しても電柱が邪魔になって納得のいかない出来栄えになってしまうことが少なくないのだ。下の写真も、家並みよりも電柱が目立つ形になってしまった。撮影者の腕が悪いとはいえ、電柱がなければもっといい写真が撮れたのになと、ついつい感じてしまう。
イメージ 2
福島東郵便局は瀬上の町の南端、国道4号線と県道飯坂保原線(通称北幹線)との交差点付近にある。もともとは瀬上にあった郵便局を移設したものであり、建物は新しくて大きい。 ATMも3台設置されていた。
例によって、100円を入金。
イメージ 3
福島東郵便局を出た後は、伊達市保原町南部にある富成郵便局を訪問し、保原駅までの行程にしようかと考えている。なお、保原駅の近くには保原郵便局があるが、こちらは次回の散歩に回したい。
保原町は人口約2万3千人。2006年に合併して伊達市となるまでは福島県内で最も人口の多い町であり、現在は伊達市役所の所在地であるが、不思議なことにATMが設置されている郵便局は保原、富成の両局しかない。ATMが設置されている郵便局が5局ある東隣の伊達市梁川町(人口約1万9千人)に比べると、意外にあっさりと町内全局制覇を達成できそうだ。なお、保原町の名誉のために付け加えると、ATM未設置の簡易郵便局ならば、柱田、大田の両局が所在する。
飯坂保原線を東進し、工業団地を通り抜けて阿武隈川に架かる月の輪大橋を渡る。1995年に開通した比較的新しい橋である。
左に目をやると、遠方に阿武隈急行の鉄橋が見えた。ちょうど電車が通過するところであわててスマホを取り出して撮影を試みるものの、ピントを合わせているうちにあっさり通過。やはり、撮影者の腕が悪いということなのだろう。
イメージ 4